メタリアル、日本の翻訳産業とメタバース


翻訳・通訳関連の産業は、基本的にはグーグルを筆頭として何社かの大手企業が今もその事業を独占しているというイメージがある。しかし、日本語という言葉の壁は良くも悪くの障壁となっており、その話者の偏りなどからも、どうしても後手に回されがちなものとなっている。メタリアルは仮にも上場企業とは言え、そういう意味では翻訳・通訳の業界では知っている人物は少ないものの、日本語ネイティブの会社であるという強みがある。
今後ますますボーダーレスになっていくインターネット社会において、言葉という橋渡しはまさに必須のツールといえる。現在は同時通訳のようなことができる、という技術はまだ存在していないが、その誕生は時間の問題と言えるだろう。そこに日本語ネイティブとしてのノウハウを培っているメタリアル、ここにはまだそうした産業の隙間に入り込む余地は十分だと言える。また、メタバース事業にも最近関与を始めており、こちらも含めて今後の注目度は高い、ポートフォリオに加えたい銘柄の一つと言えるだろう。


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