仕手筋の玩具、プロルート丸光


テンバガー銘柄と言えば、自分以外でも投資をしている人間なら、一度は憧れるものだろう。だが、何十年も投資をしてすら、一度巡り会えればいい方というのがテンバガー銘柄でもある。しかも、たいていは倍、3倍になった辺りで手放してしまうことだろう。上昇してもテンバガーになることは実際珍しい。そして、プロルート丸光は、そんな中で最近、この半年ほどで見事にテンバガーを成し遂げた稀有な例だ。ただ、ここから先……まさにこのテンバガーを見て、まだいけると思うのならば、辞めたほうがいい。というのも、このプロルート丸光という会社は、ただの問屋だ。自動車産業やロボット産業に革新を起こすこともなく、製薬などで世界をひっくり返すこともない。ある程度の収益は見込めるだろうが、テンバガーになったあとは、価格も上下にぶれている。正直言って、いつ暴落するかわからない。いつもならば買い、売りを明確にする自分だが、今回は注意だ。ここは手を出せば大やけどを負いかねない。そういうものを見極め、安易に飛びつかないことも投資には必要だ。


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