大田花きの未来について考える


大田花きという会社は、特定の業種の人間以外は知らないことが多いと思う。花の卸売りをする最大手の会社だ。花のマーケットという意味での展望は、家庭では花を飾る人も減っており、大田花きに未来はなさそうに感じてしまうだろう。だが、待って欲しい。基本的に町の花屋で、もっとも商売として利益を生むのは、冠婚葬祭関連での取引だ。そして、ブライダル需要はともかく、葬儀関連は……言い方は悪いかも知れないが、今後の葬儀というものは、ますます増えていく傾向にあるだろう。
高齢化、過疎化、少子化が進むこの状況においては、まさに重要な部分を握っていると言えるだろう。一面的にものをとらえず、多面的に考え、強くホールドを推奨していきたい銘柄と言える。あまり大きな上昇局面は見られないだろうが、今後、じわじわと上げていくことは想像に難くない。持ち株としては、ストロングバイ&ホールドで、中長期の投資銘柄として注目していきたい。


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