大黒屋ホールディングス。空売りで利を掴む


大黒屋というブランド買い取りショップを、町で見かけたことがある人は多いのではないだろうか。一時期、ブランドのリユースは活況を極め、大黒屋ホールディングスはリーディングカンパニーとして輝かしくその名をはせた。だが、時は流れ、ヤフーオークションと競合し、最終的にメルカリが台頭した。

中古ブランドマーケットのうまみは、大黒屋からメルカリに、一気にシフトチェンジをしていった。そのことについては、経済ニュースや実際のメルカリの利用者ならば既にひしひしと感じておられることだろう。
倒産、というにはまだ掛かる可能性はあり、延命する可能性はある。だが、中期程度で考えても、大黒屋のシェアがさらに奪われることになるのは、火を見るよりも明らかだ。もちろん大黒屋にも強みはある。ニセモノを売らないという保証がある。だが、メルカリの個人間マーケットは、それを呑み込んで拡大している。時流を見て、ここは売りを推奨する。


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