安全資産の一角としての豊田通商


安全資産、という意味ではインフラ系の銘柄が思い浮かぶ諸氏も多いと思う。だが、日本は食料の輸入大国だ。そして、なによりも自動車産業も含め、名前の通りのトヨタをバックに持っている豊田通商は、まさにつぶそうと思ってつぶせるような企業ではなくなっている。
派手さで言えばもちろん、伊藤忠や丸紅などがあり、堅実なところでも三井や三菱、住友、双日などがある。これらももちろん投資先としては手堅いと言えば手堅いが、総合的な意味での強さを誇る豊田通商は、まさに攻守隙の無い銘柄として、頭一つ抜きん出ていると言えるだろう。グループとしての強さでは旧財閥系を推す向きもあるだろうし、もちろんそれ自体もポートフォリオに入れていい。だが、逆に言えば豊田通商を入れないというのは、片手落ちに過ぎるというものだろう。
現在はほぼ最高値圏にあるが、今後の商社としてののびしろは十分にある。ここは是非、強気の買いを推奨したい銘柄だ。


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