小野薬品工業、こちらについては一般的にも多少名前は知られていることだろう。市販薬品も売っているが、だからといって特に目立つことは無い。ではなぜ小野薬品工業が伸びると言い切れるのか? 抗がん剤、オプジーボだ。こいつの値段はべらぼうとしか言いようが無い。天井知らずではないが、保険適用されても数百万はかかる。欧米ではもう少し安いらしいが、とにかく、金なんて目じゃない値段だ。正直言って、保険が利くとは言え一般的な治療では金額的に難しく、富裕層の為の薬となっている。
さて、そんなオプジーボだが、今後は高齢化社会だ。そして、シニア層をターゲットにしたビジネスは今後ますます華やかになると思われるが、やはり一番心配なのは病気だ。シニア層の財布を悪い意味ではあるが、オプジーボは直撃する。命をカネで買えるなら……そう思う人は多いはずだ。今であっても遅すぎる感はあるが、まだ間に合う。小野薬品工業は買い推奨だ。